2022年末につみたてNISAの投資信託購入から右も左もわからないとことからスタートした資産運用ですが、数ある資格の中でまずは広く浅く学ぶために選んだのが「資産運用検定3級」です。(どうせ勉強するなら、資格というかたちに残った方がいいと思ったのも受験のきっかけです。)
ファイナンシャルプランナーや投資診断士は有名ですが、資産運用検定ってどういう資格なのでしょうか。
この記事では、資産運用検定の概要や合格によるメリット、合格のために実施した勉強法についてご紹介します。

本記事を読んで得られること
・資産運用検定とは何かをしることができる
・資産運用検定3級を合格するまでにすべき勉強を知ることができる
この記事を書いた人
サラリーマン投資家
15年以上の回路設計経験あり
うつ病から再起のため、仕事術と投資術で資産形成を目指します🔥
仕事術は、microsoftOfficeの使いこなしやセルフコントロール方法などを勉強中★投資術は基本のNISAから仮想通貨まで様々な経験、実績をこちらも勉強しながら公開します‼️
その他、有益な情報を発信できればと思ってます💪
資産運用検定とは?
資産運用検定とは、一般社団法人 資産運用検定協会が主催する投資や資産運用の正しい知識が学べる資格で、合格して終わりではなく「自分の力で資産運用が判断できるようになるための資格」をコンセプトとしています。
3段階に分かれており、3級⇒2級⇒1級とステップアップ方式で学ぶことができます。
公式ページでは、各級が以下のように定義されています。
3級(社会人レベル)
この資本主義社会を生き抜く上で必要な資産運用の知識を習得します。インデックス・ファンドなど必要最低限の資産運用の判断ができるレベルです。
2級(個人投資家レベル)
自分の資産を増やすために必要な資産運用の知識を習得します。資産運用や投資のスタイルを自分で確立するための判断ができるレベルです。
1級(プロ投資家レベル)
資産運用検定の最上級資格です。プロの投資家と同じくらい資産運用や投資に関しては全て自分で判断ができるレベルです。(1級は2025年1月時点で準備中)

私が合格した3級は社会人として当然持っているべき知識とうことですね。。。(合格率は90%超えるらしいです。)サラリーマン投資家と胸を張って言えるように2級にも挑戦しようと思います!
資産運用検定3級で学べる事!試験概要
近い資格でFP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定がありますが、同じ3級で下記のような違いがあります。

FP3級と比べると、他者のプランニングではなく、より自分の資産運用に対して判断できるようになることにフォーカスした内容になっています。
試験の概要は下記です。(公式ページより抜粋)

自宅のPCからオンラインで受験が可能です。
2級については別記事でご紹介します。
サラリーマンが3級合格までにした勉強
続いて、金融初心者のサラリーマンである私が合格までに実施した勉強についてご紹介します。
投資を始めてから、投資を始めるきっかけとなったインフルエンサーの方の発信を見てボヤっと投資について学んでいたというのもありますが、申し込むと無料で使えるツールを1巡で無事に合格できました。(追加のテキストやwebでの検索などでの勉強はしてません。)

申し込むと使えるツール
以下の4つが受験料に含まれるため、実質無料で使うことができます。
①公式テキスト
3級に申し込むと約400ページの公式テキストが自宅に届きます。金融初心者のサラリーマンでも理解できるように図解や生徒(栗の要請フクリちゃん)と先生(おっちゃん忍者の金増先生)の対話も入れながら解説してくれます。
各小項目ごとに練習問題もついており、理解度を確認できます。
②テキスト連動の対策講座(21回)
申込後すぐにテキストの内容に沿った全21回の動画講義を見ることができます。テキストに連動しているため、テキストの復習や先に動画を見てテキストで復習など活用できます。
③LINE個別質問サービス
公式テキストや動画で不明点がある場合は、受験可能期間だけではありますが、LINEで何度でも質問することができます。
④模擬試験冊子
公式テキストと合わせて、実力把握や試験内容把握に役立つ模擬試験1回分が届きます。
上記4つを活用して合格を目指すことになります。
私の場合、公式テキスト対策講座を平行してみて学習(基本的には読み込むだけ)を1巡、読み終えたタイミングで模擬試験を受けて合格圏内(確か本試験と同じくらいだったので50/60点くらい)でした。「これはいけるんじゃないか?」と思って同じ日に本試験も受験して無事に合格しました。

本試験は、受験可能期間である申込後90日以内に1回目の受験が必要ですが、1度だけ再受験ができます。(1回目の試験後90日以内に2回目を受ける必要あり)
テキストと対策動画を1巡するのに大体30日くらい、一日あたり1~2時間程度で合格できたと思います。模擬試験や1回目の受験結果でも、どこを間違えたのかは把握できるので、1回目が不合格でも苦手部分を重点的に勉強すれば2回目では十分合格できる試験です。
資産運用検定合格後のメリット
資産運用検定に合格すると、資格としてかたちに残る以外にもいくつかメリットがあります。
合格後のメリット
①公式テキストが手元に残る
資産運用についてまとめられた公式テキストが手元に残るため、実践のタイミングで復習ができます。
②合格後の資産運用実践講座がある
「自分の力で資産運用が判断できるようになるための資格」というコンセプトの通り、合格したら終わりではありません。合格者向けの実践動画も見ることができます。
内容は、大きく「経済・金融のニュース解説」「資産運用の入門知識」「投資信託」「株式投資」「債券投資」に分けられており、特にニュース解説は日銀の金融政策決定会合の解説やアメリカのFOMC決定会合の要点など、時々のニュース解説が無料でみれます。
資産運用検定を受けてみた感想
投資をスタートして半年、金融初心者のサラリーマンでも、公式のテキストと動画だけで十分合格できる内容で、かつ基礎を学ぶにはよい試験だと感じました。
このころから、投資に対して自分の軸をしっかり持って投資に向き合うことができるようになったと感じています。
これから投資について学びたいけど、何から手を付けたらいいかわからないという方は最初の一歩としておすすめの資格です。
投資を始めるきっかけ
2022年末、投資を始めるきっかけになったのが、”主婦投資家のりりなさん”です。妻がりりなさんのVoicyやInstagramをみて、NISAのつみたて投資をやろうと言ってくれたのがきっかけです。
2023年からは夫婦ともども影響を受けて、個別株投資のスタートもりりなさんの投資理由を聞いて、納得した上で同じ銘柄を買いました。そんなこんなで、今では仮想通貨の購入まで参考にさせていただいております。
資産運用検定についても、りりなさんの発信で知り、受験をしました。
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