
こんにちは。“マーティー”です!
記事の概要はこちら👇
- 体調が悪く、仕事のパフォーマンスが日々下がっていると感じる
- 仕事のことが頭から離れず眠れない……
- 今まで楽しめていたことをやっても楽しく感じない……
このように、「なんらかの異変」を自身でも感じているのに、どうすればいいかわからない方が多いのではないでしょうか。
僕もそのうちの一人でした。
「休職までや休職が決まってからの具体的なステップがイメージできていなくて不安」
という方に向けて、
実際に2度の休職をした僕が、
休職に至るまで過程
を実体験をもとにお伝えします!
各ステップを簡潔にまとめていますので、該当のステップについては各詳細記事を確認いただければと思います。
本記事を読んで得られること
体調の悪化から休職するまでの一例を実体験を元に知ることができる。
この記事を書いた人
うつ病で2度目の休職中のサラリーマン17年生、回路設計一筋でやってきました★
復職を果たし、元気になっていく過程を発信(予定)💪
なぜ休職になったのか
休職中に何をしたのか
復職後に再発しないために何をしていくのか
復職後に会社に依存しないために何をしていくのか
を発信することで、同じような境遇の方のお役に立ちたいと思っています🎵

僕が元気な頃の働き方はこの記事でまとめています。
休職に至る原因は職場や家庭の環境変化だった!
2度目の休職となり、1回目では十分に出来ていなかった振り返り実施!
《振り返りの中で出てきた原因》
①会社の転籍+部署異動による職場環境の変化
- 会社の転籍による職場風土の変化
☞やれていることは当たり前、やれていないことばかりに焦点が当たる。 - 部署異動により人間関係がリセット
更に、リモートワーク+フリーアドレス化で人間関係の構築が困難に…… - 勤務地が遠くなるかつ、出社頻度増加
②係長昇進による役割の変化
- 新しい環境で、役割が変わって右も左もわかならない状態に……
③家庭の変化
- 家では家事、育児をして過ごす
☞従来は仕事=会社にいたので仕事だけのストレスに対処すればよかったが、在宅勤務により途中で休憩=家事、育児となり休める時間がない…… - 子供との関わり方の変化
☞子供の成長により、ケンカが増え、宿題というミッションが増え、子供がやりたいことが増え……家事や仕事と合わせてすべて完璧にやろうとしてパンク。
1回目の休職中は「振り返り」とよべるものをほとんどしていなかったので気づけなかった…
☞2回目の休職で、アウトプットをするつもりで振り返りをしてようやくさまざまな「環境変化が原因」と気づくことができました!
問題は、うつの症状が出ている時には
「自分の異変や異変の原因にも気づけない」
ということ。
一例ではありますが、僕の実体験を読んで当てはまるものがあれば、追体験をしていただければと思います。

休職に至った原因については下記記事で詳しく分析しています。
うつ病の初期症状と気づき
うつ病の影響でどのような初期症状が出てきて、自分ではどのように気づいたのかをまとめます。
”本で紹介されている”
《うつ病の判断基準》
「産業医が教える 会社の休み方」より
(1、2を含む、5つ以上該当の場合)
1.抑うつ気分
2.興味、喜びの喪失
3.体重(食欲)の減少または増加
4.不眠または過眠
5.焦燥(イライラし、落ち着きがなくなる)
6.制止(話し方や動作が遅くなること)
7.易疲労感(疲れやすくなること)
8.無価値観、罪責感
9.思考力、集中力の減退
10.自殺念慮、自殺企図
一般的ない症状に対して、僕の場合は以下が該当しました。
①不眠
②無価値観、罪責感
③疲れやすくなる
④興味、喜びの喪失
⑤思考力、集中力の減退
⑥焦燥(イライラし、落ち着きがなるなる)
⑦抑うつ気分
☞うつ病のガイドラインに照らし合わせてもうつ病確定です……

うつ病の症状が出始めたとき、どのような状態だったか、どのように気づいたのかは下記記事で詳しくまとめてます。
うつ病の症状が出始めたときに職場でできること
(当時はうつ病とは考えていませんでしたが)
うつ病の症状が出始めてから、職場では「上司への相談」から始め、「産業医と面談」「産業医面談後の職場との相談」と進めていきました。
《上司への相談》
産業医面談や病院に行く前に僕がやったこととして、「上司への相談」が最初のステップになります。
- 眠れない…
- 何をやっても楽しめない…
- 自分の仕事に価値を感じない…
など、「うつの症状かも…」と思い当たるものがあれば、伝えることで配慮してもらえる場合があります。
ただ、
この時点ではうつ病と自覚できないことがほとんど……
☞周囲から、「以前のあなたと違う」と言われることで気づく場合もあるので、その時は素直に受け入れることが大切です。

上司への相談をしたときの実体験は下記記事でまとめています。
《産業医との面談》
職場での配慮だけでは改善しない場合、次のアクションとしては「産業医との面談」になります。
僕の場合はぎりぎりの状態だったので駆け込みで訪問しましたが、予約でいっぱいですぐには診察できず…
確実に話を聞いてもらうには、一度電話で予約するのがおすすめ!
業務時間に行く場合がほとんどだと思うので、上司へは伝える必要がありますが、最初は特に一人で行くことがおすすめです。
勇気を出して行ったのに、遠慮して話したいことを話せないのはもったいない!
産業医の受診も、通常の病院のような雰囲気です。
産業医やアシスタントの方が質問をしてくれるので、それに答えるだけでOK!
身構えずに、ありのままを伝えましょう!

産業医面談の詳しい様子は下記記事でまとめています。
《産業医面談後の職場との相談》
産業医面談の結果、僕の場合は「メンタルクリニックの受診」を勧められました。
産業医面談の結果を職場で伝えると、職場独自で「業務量の調整」「残業規制」などの配慮を提案してもらいましたが、タイミングが遅かった気がします……
体調が悪化してからでは、休むしかなくなる。
異変があれば、早めに相談することで休職以外で対処できることも……
ただ、産業医判断で通院を勧められている状態で、メンタルクリニックへ行かない選択は取るべきではないと思います。
☞自分の状態をプロに判断してもらうことは必須です!
体調が崩れ始めたとき、休職する前に選択できる「5枚のカード」として、休職と復職の教科書では紹介されています。
①通院を開始するカード
休職と復職の教科書より
②内服治療を開始するカード
③違う薬を試してみるカード
④業務を減らしてもらう
就業制限をかけてもらうなどのカード
⑤精神療法を開始するカード

産業医面談後の職場相談の実体験は下記でまとめています。
メンタルクリニックを受診するまでの過程
産業医から「メンタルクリニックの受診」を勧められてから、近所の病院を調べ始めました。
《メンタルクリニック探し》
メンタルクリニックなんていったことがないのが当たり前…
どんな基準で選んでいいかわからないと思います💦
僕の場合は下記をみて選びました
- 産業医面談でもらったリストに載っていること
- 家から通うことができること
- 病院サイトの口コミで悪いコメントがない事
口コミは信用できないですが…頭が働かないなりに考えられたのはこれくらいです。
実際には、次の点も考慮して選べるとなおよかったと思います。
- 土日にも担当医が勤務していること
- リワークやカウンセリングを受けられること

病院探しのポイントの理由については、下記記事で詳しく紹介しています。
また、休職と復職の教科書では「いい医者」の見つけ方が紹介されています。
各項目の詳細も、上記記事でまとめていますので、記事か本を読んでみてください。
休職と復職の教科書より
- 2つのメンタルクリニックを受診して比較する
- クリニックの場所と診療時間も重要な要素
- メンタルヘルスの専門家を選ぶ
- 迷った時は自分の感覚を信じる
《メンタルクリニック受診》
メンタルクリニックを一つ選んで、まずは電話予約です。
その際にざっくり症状を伝えるだけでOKです!
受診する際は、普通の病院と同じです。
- 病院の受付
- 問診票記入
- 看護師さんの聞き取り
- 専門医の診察
- (必要に応じて)診断書受領
メンタルクリニックだからといって身構える必要はなし!
産業医面談と同様にありのままを伝えましょう。

メンタルクリニック受診時の詳しい様子は下記でまとめています。
休職が決まってからのこと
メンタルクリニックで休職を言い渡されてからも、実際に休職するまでにはいくつかやるべきことがあります。まずは、職場への連絡が必要です。
《休職が決まってからの職場への連絡》
メンタルクリニックの受診日は上司には伝えていたため、「1か月休職の診断書」が出たことを連絡しました。
周囲のメンバーは頑張っている中で休職となってしまい、後ろめたい気持ちもありましたが……
病気と診断されているので、通常の病気(骨折やガンなど)で就業できないのと同じです。
そのように考えると、休む抵抗が少し和らぎ、しっかり休んで治そうと思えました。
診断書が出たら隠さず、元気になるために休みましょう!

診断書が出て、職場へ連絡したときの心境などはこの記事で振り返っています。
《休職が決まってから必要な手続き》
休職が決まってから、いくつか必要な手続きがあります。
僕の会社の例を紹介します。
(1)上司と話をすべきこと
- 休務区分の申請
- 業務の引継ぎ
- 次の連絡タイミング
(2)必要な手続き事例
- 診断書の提出
- 定期券の払い戻し
- 会社の各種制度の手続き
必要な手続きは遅れると損をすることも……
忘れずに実施しましょう!

上記の詳細については、下記記事でまとめています!
まとめ
本記事では、体調に異変が出始めてから、休職するまでのステップをまとめました。
なんだか体調が悪いけど、どうすればいいのか……
この記事を読まれている方の中には、考えがまとまらないという方も多い事と思います。
休職に向けて実際にやったステップは以下です。
- 職場での相談
- 産業医面談
- メンタルクリニック受診
- 休職
僕が経験した一例としてご紹介していますが、一般的なステップとは大きく変わらないと思います。
職場で相談しにくかったり、産業医面談の方がハードルを高く感じる場合は、メンタルクリニックの受診から始めてもいいと思います。
まずは専門家に診てもらうことからスタートしましょう!
初めてのことなので具体的にどう動けばいいのかわからないという方も、実際に行動した経験が少しでもお役に立てば幸いです。

休職中の過ごし方については、下記記事でまとめています。
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