2021年1月に目標の600点をクリアしましたが、1年半かけて遠回りもしてきたことは事実です。
ここでは、265点から660点に点数を上げる過程で有効だった勉強法をもとに、『今の自分だったこれで勉強する!』というものをピックアップしてご紹介します。
265点から660点を取得するまでの過程を紹介した記事もありますので、是非ご覧ください。
TOEIC体験記~600点までの軌跡~

紹介した教材を使って、皆様の最短での目標達成を願っております!
本記事を読んで得られること
・TOEICの点数を上げるためのおすすめの教材がわかる
この記事を書いた人
サラリーマン投資家
15年以上の回路設計経験あり
うつ病から再起のため、仕事術と投資術で資産形成を目指します🔥
仕事術は、microsoftOfficeの使いこなしやセルフコントロール方法などを勉強中★投資術は基本のNISAから仮想通貨まで様々な経験、実績をこちらも勉強しながら公開します‼️
TOEICは元々265点の実力から、660点まで上げた実績あり🔤
その他、有益な情報を発信できればと思ってます💪
- おすすめの勉強方法
- 公式TOEIC Listening&Reading 問題集
- 公式TOEIC Listening & Reading 500+
- TOEIC® 公式eラーニング 基礎編 Listening & Reading
- 公式TOEIC Listening & Reading プラクティス
- 公式TOEIC Listening & Reading 650+
- 公式TOEIC Listening & Reading トレーニング
- 公式TOEIC Listening & Reading Part 3 & 4 音声速解
- 公式TOEIC Listening & Reading 800+
- 公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習
- まとめ
おすすめの勉強方法
TOEIC体験記~600点までの軌跡~の記事でもご紹介しておりますが、1番の教材はズバリ『公式問題集』です。問題の傾向を把握したり、英語の基礎学力をアップさせるためには別教材を使う必要があると思いますが、
①問題に慣れる
②本番と同じ人でリスニングができる
ことについては公式に勝るものはないと思います。
特に②については、TOEICで点数を上げることに特化した場合は顕著です。①は公式問題集や実際の試験から、問題傾向を模擬した問題集を作ることはできますが、実際のテストと同じ人が話しているリスニング音声は公式以外では作ることができません。
実際に、他の教材をメインで使っていた時に520点前後で止まっていたスコアが、公式の問題集をメインで使始めてから3か月後には655点まで100点以上上げることができました。
私が勉強していた頃の公式問題集は、試験方式が変わってから8冊目が発売された頃で、当時は7と8を使って公式問題集を周回するとともに、リスニング、リーディングにそれぞれ特化した公式のトレーニングブックが出ていたので、それを解く程度でした。
それが今では、目標点数別の公式問題集や公式のeラーニングまである!(当時欲しかった…)
これから紹介する教材のおすすめの勉強法です↓↓
《おすすめの勉強法》
定期的な模試演習
模試がついている問題集は、1回分を時間を測って解き、現在の実力を把握し、弱点を明確にしましょう。一度で終わりではなく、繰り返し解くことをお勧めします。
リスニング力向上
公式の問題集のリスニング音声を繰り返し聞き、音声変化に慣れる。発音矯正も重要です。試験が近いときは特に、車などの移動中に聞き流すのも発音や癖に慣れるのに効果的です。
語彙力強化
毎日少しずつ単語帳を使って語彙を増やす。TOEICに出る頻出単語を覚えることがポイントです。単語や熟語に限っては、DUO3.0もおすすめですが、別途ご紹介します。
弱点克服
間違えた問題を集中的に復習し、理解が深まるまで繰り返し練習します。
リーディングスピード向上
スラッシュリーディングや音読を通じて、英文を前から理解する練習を行う。
公式の問題集模擬試験を徹底活用
公式の問題集に中には、模擬試験がついているものが多くあります、模試を解くだけでなく、解説をしっかり読み込んで解法を身につける。問題集1冊では網羅的に問題傾向をみるのは難しいため、基礎が不足している感じる場合は、問題集を増やすか、ほかの教材も検討しましょう。
継続的な実践
日々の積み重ねが重要。短期間での集中学習と、長期間続けることで効果を発揮します。
ということで今回は、上記勉強法を実践するのにおすすめの公式教材を、点数が低いときから取り組むべき順番で綴ります。
公式TOEIC Listening&Reading 問題集
まずは「公式TOEIC Listening&Reading 問題集」です。これをやらないと始まりません。以下に、教材の特徴とおすすめの勉強法を紹介します。
最初に補足ですが、公式問題集は現在11まで出ていますが、11からさかのぼって学習することをお勧めします。問題の傾向や読み手が少しずつ変わるためです。
《特徴》
本番テストに近い内容
問題は実際のTOEICテストと同じ構成で、1冊に100問が2セット収録されているため、リアルな模擬試験ができます。公式が実際の試験と同じように作っているため、難易度も本番に近いのが特徴です。
音声データ
リスニング問題の音声はダウンロードが可能で、収録時点の試験の読み手と同じ方によって作られていることが重要な特徴です。リスニング用CDも付属されています。
スコア予測
問題を解いた後に、スコア目安がわかる換算表が付いています。
解説あり
各問題には解説が付いていますが、計200問の解説なので最低限の印象。
目標点数に限らず活用すべき問題集です。特にリスニングは、問題を解くとき以外の隙間時間も活用して、聞きこみましょう。
また、1回解いたら終わりではなく何度も繰り返し解くことがおすすめです。
2025年1月現在で購入するなら、11⇒10の順。目標点数に届かずに更に続けたい場合は9を検討する感じです。
最新号は基本的に毎年発売されている。
公式TOEIC Listening & Reading 500+
600点への道もまずは500点を突破してから!
ということで、今は200~300点台で、まずは500点を目指しますという方向けに、公式から500点を目指すための問題集「公式TOEIC Listening & Reading 500+」があります。
TOEIC L&Rを初めて受験する方や、まずは500点に到達したい方向けの教材です。500点を超えるために確実に正解すべき問題を中心に、正解の導き方や基本的な取り組み方を身に付けましょう。
《特徴》
基本の問題を厳選
過去のテスト結果に基づいて、500点を超えるために必要な基本的な問題を厳選しています。
パート別の解説
ListeningとReadingの各パートについて、出題形式や傾向を詳しく解説しています。
本番形式テスト
実際のテストと同じ形式で、200問のテストを収録しています。
解説とヒント
各問題には詳細な解説がついており、正解の理由や間違えやすいポイントが丁寧に説明されています。
付属のCD-ROM
音声ダウンロードが可能なCD-ROMが付属しており、リスニングの練習に役立ちます。
別冊付録
文法ドリルと音ドリルが付いており、品詞や文の要素の見分け、似通った音声の聞き分けを練習できます。
TOEIC® 公式eラーニング 基礎編 Listening & Reading
上記2つと合わせて使いたいのがこちら。公式が運営するeラーニングで、まずは500点を目指すという初中級者向けのもの。約40~50時間ですべてのカリキュラムを修了できる設計です。
《特徴》
段階的なトレーニング
リスニングとリーディングそれぞれのスキルを磨くための段階的なトレーニングが用意されています。
動画講義
映像を活用した動画講義(48本・2~16分)による丁寧な解説があり、初中級者に適したラーニングパスを提供します。
付加機能
語彙バンク、弱点バンク、リスニングモードなど、スキマ時間や手ぶら学習に適した付加機能が充実しています。
アチーブメントメダル
修了ランクに応じて5種のアチーブメントメダル(ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ・マスター)を獲得できます。
進捗管理
「イマここ」グラフで学習の進捗をひと目で確認できる機能があります。


公式TOEIC Listening & Reading プラクティス
TOEIC L&Rスコア350~700点レベルで、リーディング/リスニングを集中してじっくり学習したい方向けのスキル別学習教材。公式問題がリスニング版は333問、リーディング版は318問が収録されており、リスニング版では学習内容と連動した別冊付録「単語集(300語)+速読用英文(特典音声ダウンロード可)」付
《特徴》
実践問題
実際のTOEICテスト形式に基づいた問題が多数収録されており、実際の試験の1/3のボリュームのミニテストで本番に近い形で練習できます。
詳しい解説
各問題に対する詳しい解説があり、解答のポイントや間違いやすいポイントを学べます。苦手なポイントが明確になり、それをクリアしながら学習を進めるので、理解が深まり、スキルアップにつながります。
模擬試験
模擬試験が1回分含まれており、実際のテストの流れを体験しながら実力を確認できます。
公式TOEIC Listening & Reading 650+
続いて、実際に600点を目指していくときに役に立つのが「公式TOEIC Listening & Reading 650+」です。過去のテストの正答率に基づき、中級レベルの方が必ず正解したい問題を「必答問題」として多数収録。
設問タイプ別にたくさん解くことで、問題のパターンを見抜き、短時間で正解を見極める力を養うことができます。500点を超えて、600点を目指して更なるステップアップの際に使える一冊です。
《特徴》
高難易度の問題
TOEICスコア650点以上を目指すために、高難易度の問題が多く収録されています。
詳細な解説
各問題には詳しい解説がついており、誤答の原因や正解の理由を理解するのに役立ちます。
本番形式テスト200問
実際の試験に近い難易度の模擬試験を繰り返し解くことで、試験に対する慣れをつけることができます。
スキル別トレーニング
リスニングとリーディングそれぞれのスキルを強化するためのトレーニングが充実しています。
公式TOEIC Listening & Reading トレーニング
模擬試験形式ではなく、たくさんの問題を「公式」問題を解いて鍛えられるトレーニングシリーズ。20のレッスンに分かれており、リスニング/リーディングを1日1単元実施すると、20日間ですべて完了するボリューム。分冊のスクリプト・正解・和訳で使いやすさ向上。
《特徴》
豊富な問題数
リスニングとリーディングの各テキストにおいて、多くの練習問題が収録されています。
出題形式に基づいた問題
実際のTOEICテストの出題形式に基づいた問題が収録されているため、試験本番に近い形での練習が可能です。
詳細な解説
各問題には詳細な解説がついており、解答のポイントや間違いやすいポイントを理解することができます。
少しずつのセクション分けで続けやすい
各テキストが20セクションに分けられており、1日1セクションと目標を決めて続けやすい。正答数を3回まで記入する欄があり、レベルアップを実感しやすい。
勉強していた2021年頃は第1弾のみ発売されていたが、現在は第2弾が発売されているため、第2弾から手を付けて、さかのぼっていくことをお勧めします。(公式問題集同様)
公式TOEIC Listening & Reading Part 3 & 4 音声速解
Part3,4の長文リスニングで「会話やトークが途中からわからなくなる…」という悩みがある方はこの1冊。Part 3 とPart 4 の会話やトークの音声に遅れずについていき、即座に概要を理解するためのスキルを身に付けたい方向けの教材です。
リーディングに比べて、リスニングは点数が上がりやすいため、まずはリスニングのレベルアップをこの教材でしてみるのはおすすめです。
《特徴》
効果的なトレーニング
英語の会話やトークをチャンク(意味のかたまり)で区切り、意味をイメージ化して記憶する方法を学びます。(イラスト付きでイメージ化をポート)
タイプ別の解説
最新のタイプ別(10個)について解説されています。
音変化の理解
英語の音変化のパターンを覚え、国や地域での発音の違いに慣れることができます。
機能表現と談話標識の意識
会話やトーク内で鍵となる語句や指標となる表現(談話標識)を捉える方法を学びます。
実践テスト
part3、4の本番さながらの実践テストを2回挑戦でき、解答・解説で復習ができます。
公式TOEIC Listening & Reading 800+
もう一段高い目標に対して挑戦する際の問題集には「公式TOEIC Listening & Reading 800+」があります。TOEIC L&Rで800点以上のスコアを目指す人が押さえておきたい難問の解法に特化した教材です。過去のテスト結果のデータに基づき正答率が低かった問題を選別し、パート別に掲載されています。
《特徴》
高難易度の問題
800点以上を目指すために、高難易度の問題が多数収録されています。part別に難問の傾向も説明されています。
難問100問が収録
各パートの難問が100問収録されています。
模擬試験
模擬試験が1回分収録されており、実際の試験と同じ環境で自己評価ができます。
公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習
「公式」でPart 7を全て解く。「最後まで解き終わらない」悩みをこの本が解決。 読解問題であるPart 7を全問解き切るための速読スキルを身に付けることを目的にした教材。
《特徴》
短い文章
速読演習では、短い文章が多く含まれており、テストの実際の難易度を模倣しています。
制限時間
各問題には制限時間があり、読み取る時間を管理する練習ができます。
多様なトピック
様々なトピックの文章が含まれており、幅広い知識が求められます。
各種解法についての説明
「スラッシュ読みとイメージ化」、「虫食い読み」、「日本語先読み」の解法について説明されています。
模擬試験
part7の模擬試験が1回分収録されており、実際の試験と同じ環境で自己評価ができます。
まとめ
今回はTOEICの公式問題集を目標点数順に紹介しました。
2021年に660点を取るまでの間にはなかった問題集やeラーニングまで、今では様々なものが発売されています。ぜひそれらを駆使して、最短での目標点数取得を目指してください。
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